2018年の夏モデルGalaxy S9、Galaxy S9+

Galaxy S9の注目点

AndroidスマホでSONYのXperiaと並んで、ハイスペックさを競っているのがSamsungの「Galaxy S9」です。
GalaxyシリーズはAndroidスマホが日本で販売されるようになった当初から存在していた有名モデルですが、2011年に外観やUIがiPhoneにそっくりであるとしてApple社から訴えられたことでかなりイメージ的に悪くなってしまいました。

2018年にはこの二社の訴訟はようやく決着となったようで、サンノゼの米国連邦裁判所がSamsungを敗訴としAppleに対し5億3900万ドルを支払うように判決しました。

この訴訟が提起されて以来、GalaxyシリーズはiPhoneとは明確に区別できるデザインとなっています。
2018年夏にリリースされたGalaxy S9はそんなGalaxyの最新モデルで、スタンダードモデルの「S9」とともにフラッグシップモデルである「S9+」の2つが販売されました。

「S9」「S9+」ともに前モデルから大幅に性能を向上させたのがカメラ機能で、静止画における対象への絞りは他のスマホと比べてかなりの高性能となっています。

Galaxy S9の性能

ハイスペックAndroidスマホとして販売されていることもあり、価格はかなり高めです。
日本ではドコモとauから発売されていますが、ドコモ版「Galaxy S9」は一括購入で99,792円、乗り換えでは36,288円となっています。

これは同じハイスペックAndroidのXperiaXZ2と比べても割高なので、相当機能にこだわる人向けの製品と言えるでしょう。
なおSIMフリーで使用ができるグローバル版は719.99ドル(約7.7万円)、「Galaxy S9+」でも839.99ドル(約9万円)なので、少しでも安く購入したいという人はそちらで買うという方法もあります。

注目なのが960fpsに対応したスーパースローモーション撮影機能で、モーション検出をすることで動画を自動的にスーパースローモーションにすることができます。

強みと弱み

Galaxyシリーズ全体の特徴はカメラ性能の高さですが、S9シリーズになったことで、より機能がアップしたというのが一般の評判です。
特にスマホで撮影することが多い料理などの接写や夜景の撮影に強みを発揮することができ、ノイズのないくっきりとした写真にすることができます。

また細かい機能ですがステレオスピーカーが搭載されており、端末下部にあることから使用中に手で塞がれることがなく、臨場感のある音声を視聴することが可能です。
顔認証と虹彩認証の両方を使い分けすることができる「インテリジェントスキャン」もデフォルト搭載されており、ハイスペックでAndroidを使いたい人向けの端末と言えるでしょう。