完成度の高いHUAWEI P20

各機種の注目点

「HUAWEI P20」は、中国の大手スマホメーカーであるファーウェイ(HUAWEI)による2018年最新の機種です。
ファーウェイは複数のスマホを販売していますが、この「P」シリーズは最も主力としているモデルであり、2017年に最も売れたSIMフリーのスマホの「HUAWEI P10 lite」の後継機として位置づけられています。

ちなみにこの「HUAWEI P20」はスタンダードモデルである「P20」の他に、ハイスペックモデルの「P20Pro」とロースペックの「P20 lite」という三種類があります。
このうち「P20 Pro」はNTTドコモの専用機種となっているので、SIMフリーで使用をしたい場合は「P20」もしくは「P20 lite」から選ぶことになります。

機種の価格は一般価格で「P20」は6万9800円、「P20 lite」は3万1980円です。
「P20 Pro」は10万円を超える価格設定となっているので、同じP20でもかなり特殊な位置づけになっていると言えるでしょう。

各機種の性能

中国メーカーのスマホというと、どうしても日本の市場としてはコスパ重視モデルという印象があります。

実際格安スマホというとファーウェイとZenFoneのどちらかという選択肢になっていることがあるので、それぞれの特性を理解した上で選ぶとよいでしょう。
価格としてはファーウェイの方がZenFoneよりも数割本体価格が割高で、その分基本性能もやや高度なものが付属しています。

「P20」でも一番日本で売れているのは価格面で優れている「P20 lite」で、前モデルである「P10 lite」から機種変で購入をする人もかなり見られました。
価格的には「P10 lite」よりも「P20 lite」の方がやや高くなっていますが、新たにノッチ採用ディスプレイやダブルレンズカメラといったものが搭載されています。

3万円台で購入できるスマホとしてはかなり性能面で優れた点が多いので、安いスマホを探している人なら検討すべきモデルと言えるでしょう。

性能面も改善されている

ファーウェイは販売当初こそ日本の国内メーカーと比較され、性能面の悪さが言われることもありましたが、現在では他のメーカーと比較しても特に問題となる箇所はないと言えます。
特に独自開発によるCPUの「Kirin659」はミドルスペックモデルに搭載されているオクタコアCPUとなっているので、価格に対してびっくりするほど動作が速いと感じられるでしょう。

人気の3Dゲームにも対応することができるので、新製品として購入して何らかの不自由を感じるということはないのでは、と思われます。