Xperia XZ2の注目点
日本においてスマートフォンで絶大なシェアとなっているのは言うまでもなくiPhoneですが、Androidスマホのみで比較をすると、最も高いシェアとなっているのはXperiaです。
XperiaはSONYのAndroidスマホの代表機種で、販売当初より高性能かつハイスペックモデルとしてブランドの位置づけがされています。
しかし2017年では格安スマホとして中国系メーカーであるファーウェイやASUSなどが大きく伸びたことにより、大幅な減収を記録して「一人負け」の状態となってしまいました。
しかし2018年夏モデルとして登場した最新機種「Xperia XZ2」はAndroidスマホの最高傑作とまで言われており、機能面での充実を期待するユーザーから高い支持を得ています。
今後も「プレミアムスマホ」ということで商品開発を目指していくことが公表されていますが、同じ路線でAppleやSamsungも開発をしていくことになるので、これからライバルとの厳しい競争が起こっていくことが予想されるでしょう。
Xperia XZ2の性能
「Xperia XZ2」の基本的なスペックから説明をしていくと、まず価格はキャリアによって異なるものの、ドコモであれば一括で94,608円、乗り換えの場合は31,104円といったこととなっています。
au、ソフトバンクも一括では約10万円の価格となっているので、Androidスマホで比較をしたときにはかなりのハイスペックモデルということになるでしょう。
デザインとしては、Xperiaの大きな特徴となっているきっちりとした長方形と薄型、背面の大きなカメラレンズが目立ちます。
ただしXperia XZ2になったことで、それまでのXperiaからかなり大きなモデルチェンジがあり、背面から角張りがとれたなめらかな曲線になりました。
前モデルと比較してCPU性能が大幅に向上しており、約1.2倍のスピードが出せるようになっています。
当然3Dゲームなどにも十分に対応することができ、動作が全体的に軽いというところが特徴です。
さらに4GBの大容量内蔵メモリ(RAM)を搭載していることから、複数のアプリを同時にサクサク動かすことも可能です。
強みと弱み
Xperia XZ2は、これまでのXperia路線そのままに「価格も高いがスペックも高い」という印象が貫かれています。
基本性能が非常に高いので、ハードユーザーには大変おすすめができます。
ただ、ここまでの価格を出すならiPhoneの最新モデルでもいいのではないか、というふうにも考えてしまうところなので、AndroidにこだわるかどうかがXperia XZ2を購入するときの選択肢になってくるでしょう。