快適通話と耐久性を備えた高ユーザビリティ
「Qua phone QX」は、auおよび沖縄セルラーから販売されている京セラ製のスマートフォンです。
なお「Qua phone(キュアフォン)」はauのオリジナルブランドとして販売されている製品なので、他のキャリアでは同シリーズは購入することができません。
「Qua phone 」の初代モデルが販売されたのは2016年2月からのことで、2016年7月に二代目が販売されているので、今回2017年7月に発売される「Qua phone QX」は三代目にあたります。
「Qua phone QX」の最大の特徴は通話機能です。
スマートフォンの場合、ガラケーと比べて音声が聞き取りにくく着信や通話終了の操作がしづらいという欠点がありました。
そこで「Qua phone QX」では「通話しやすいスマートフォン」というコンセプトで開発されています。
例えば同じ番号から10分以内に2回以上の不在着信があった時にはバイブの振動時間が長くなったりといったように、大切な着信を逃さないための仕組みが導入されています。
また着信をしたときの画面表示も「電話に出る」「電話に出ない」と非常にわかりやすい表記とされており、スマートフォンに不慣れな人であっても操作を間違えにくくする工夫が随所に施されているのです。
フィーチャーフォンからの乗り換えにおすすめ
「Qua phone QX」での通話サポート機能は他にもたくさんあります。
ユニークなのが「スマートソニックレシーバー」で、これは通話時の音声をフロントパネル上部が振動して発音するタイプになっているものです。
これにより通話時にわざわざレシーバーを耳の近くに持っていく必要がなく、かつ騒音が大きい環境であっても音声が聞き取りやすくなります。
既にスマートフォンに乗り換えが済んでいる若い世代の人であれば、音声通話よりもメッセージ入力機能が重視されますが、仕事での利用が多い人や高齢者ではそういうわけにはいきません。
そのため「Qua phone QX」では従来のスマートフォンの弱点であった通話機能の強化をしており、それによりフィーチャーフォンユーザーからの乗り換えをしやすくしています。
他にもスマートフォンの最新機種では削除されている赤外線通信機能をあえて残していたり、画面の破損を防ぐための耐久性を備えていたりします。
もちろん通常のスマートフォンとしての利用にも便利大画面やタッチパネル性能もあり、通話機能を重視したいスマホユーザーにとっても便利な端末となっています。
最先端のハイスペックスマホでなくてもよいので安定的に操作をすることができるスマホがほしいという人にとっては、まさにピッタリの端末です。